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四世代で暮らしてきて

堀田 高橋さんの家は9人家族と13匹の動物が暮らす、大家族だそうですね。毎日にぎやかでとても楽しいのではないですか。
高橋 あれよあれよという間に家族が増えてしまって、毎日本当にいろいろな事が起こります(笑)。

「お客様から拍手をいただくと、とても元気になるんですよ」
堀田 四世代の大家族をまとめるというのは大変でしょう。
高橋 あまりまとめようと思ったことはありませんが、子どもや孫たちにはある程度厳しくしつけをしています。でも人は失敗することもあるので、そこは大目にみるようにしています。
実はつい先日、母が他界しまして、四世代から三世代家族になったんですね。
堀田 そうでしたか。それは毎日お寂しいでしょう。
高橋 こんなときはこうだったなぁなどと、思い出すことも多いですが、もうすぐ90歳という大往生だったものですから、ありがたいことだと思っています。
堀田 お孫さんたちにとっても、四世代で暮らしていた頃の思い出というのは、貴重なのではないですか。
高橋 曾孫は大のおばあちゃん子でしたね。母がお骨になって家に戻ってきたときに、「おばあちゃんに歌を歌ってあげようよ」と言ってお経をあげたり、自分のおもちゃや食べ物をお供えしてくれたりしていました。
堀田 おそらく、高橋さんのお母様への接し方がよかったから、曾孫さんにも自然とそういう優しさが身についたのでしょう。
高橋 孫が「死」というものをどこまで理解しているかわからないですが、お年寄りに向ける心というんでしょうか、四世代で暮らしたことで、そういう気持ちを持つようになってくれたことは、よかったなと思っています。

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