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芸術家であっても偉ぶらず大好きなオペラを楽しむ

堀田 これからも、まだまだご活躍が期待されますが、日常で健康に気を使われていることはありますか。
岡村 ぼくは、糖尿病なんです。
堀田 そうだったのですか。いつごろからですか。
岡村 日本に帰ってきてからですから、もう30年になります。実はずっとお世話になっている主治医の先生がいまして、ぼくのためにいろいろ指導してくださるのですが、先生のいうことがよく守れず、食べてしまうのです。
堀田 糖尿病はどうしても「あれもだめ、これもだめ」となってしまいますからね。
岡村 でも、この先生の紹介で、ほかの病気になったとき指導してくださる先生方が、みんなよい方ばかりで、この人たちがついていてくれれば、ぼくの健康は、だいじょうぶだという安心感があるんです。
堀田 それはよいことですね。糖尿病の治療には安心感が一番大事ですからね。これからもずっと歌いつづけていただけるよう、先生方のいうことを守ってがんばってください。
 最後に好きな言葉があれば教えていただけますか。
岡村 サインするときにいつも書いているのですが「芸術は娯楽なり」。芸術家って「俺は偉いんだ」って勘違いしている人が多いですね。キャリアを重ねてもけっして偉ぶらず、これからも大好きなオペラを創りながら歌いつづけていきたいと思っています。
堀田 そういう勘違いをしている人が、医者にも多いですからね(笑)。私もぜひ肝に銘じたいと思います。
 本日は楽しいお話をありがとうございました。

対談中の岡村喬生さん(左)と堀田編集委員長

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