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平和を祈り、旅をしながら歌を唱える

堀田 デビュー40周年を迎えられ、これからもご活躍が期待される宇崎さんですが、日ごろ健康に留意されていることはありますか。
宇崎 食事に関しては阿木燿子に任せているので安心していますが、レコーディングや舞台ではお弁当が多いので、外食するときは同じメニューを食べないようバランスに気をつけています。
堀田 何か運動はやられていますか。
宇崎 スポーツクラブに入ったのですが、三日坊主でつづかないので、業をにやした阿木耀子が「だったら家に来てもらいなさい」って言うので、トレーニングの先生を呼ぶことになりまして、なんとかつづけています。
堀田 家でトレーニングですか。それはすごいですね。
宇崎 ストレッチと筋トレ中心のメニューですが、週に二回やっています。そのお陰なのか、季節の変わり目によく発症していたギックリ腰が、この5〜6年は一度も発症していません。
堀田 うまく筋肉がついたのでしょうね。つづけられるといいと思いますよ。最後に好きなことばや教訓としていることばがあれば教えていただけますか。
宇崎 以前に俳優の高倉健さんからペンダントをいただいたのですが、そこに「念々歩々唱々」(ねんねんぶぶしょうしょう)って書かれていたんです。
堀田 酒井雄哉大阿闍梨の千日回峰を解くことばですね。「ひたすら歩き、御真言を唱え、心に仏を念じる」。
宇崎 それをぼくなりにこう解釈したんです。
 「念々(平和と健康への祈りを込め)、歩々(全国津々浦々旅をし歌って歩く)、唱々(最後に唱えるのは自分にとって歌を創ること)」。
堀田 音楽をつづけてこられた宇崎さんならではの、とても素敵なことばだと思います。本日は楽しいお話をありがとうございました。

対談中の宇崎竜童さん(左)と堀田編集委員長

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