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高さ約180cm、重さ約40kg

堀田 本日は世界的に活躍されてみえますハープ奏者の吉野直子さんにおいでいただきました。まず、素朴な疑問を2つ伺いたいのですが、ハープはご自身で運ばれるんですか。
吉野 オーケストラなどで使われるグランドハープは、高さ約180㎝、重さも約40㎏ありますので、国内は楽器運搬の専門の方にお願いしています。
堀田 もう1つ、音の調律はご自身でされるのですか。それともピアノのように、プロの調律師がいらっしゃるのですか。
吉野 ハープには弦が47本ありますが、一本一本自分の耳で聴いて、チューニングします。ハープは、温度や湿度の変化にとても敏感に反応してしまうので、演奏会のときは、ホールの環境に慣らしておかないと音程が安定しません。リハーサルの前から舞台に出しておき、照明も本番に近いものをつけておくようにします。
堀田 よい耳を持っていないと、チューニングも大変ですね。
吉野 そうですね。ヴァイオリンなど、自分で音程を作る楽器はどれもそうですが、調律も演奏の一部になりますので、音程感は大事ですね。


オーケストラでは、ソロや室内楽とは
また違う神経を使います。

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