BENCHNOTE CLUB WEB SITE
HOME>BN School>症 状

■症 状

 糖尿病になるとブドウ糖が血液中に増え,一定の濃度をこえると尿の中に糖が出てくるので,健康診断などで尿糖が見つかり,糖尿病が発見されるケースが多いのです。
 ところが,この段階ではこれといった自覚症状がないことが多く,そのためどうしても熱心に治療を受ける人はあまり多くはありません。そのため油断していると,さらに代謝異常が進行し,尿の量や回数が多くなったり,のどの渇き,水をたくさん飲む,急激な体重の減少,だるさなどが起こります。そして,その結果,眼のかすみ,脱水,胃腸障害といったいろいろな自覚症状があらわれてきます。
 このような段階では,糖尿病はすでにかなり進んでおり,またさらに悪化するのを防ぐためにも,前向きに治療に取り組む必要があります。
 また,インスリンが極度に不足すると,糖尿病昏睡(高血糖昏睡)が起こり,ついには生命が危険にさらされることもあります。


糖尿病の歴史を学ぶ!